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6歳の時、長兄が弾いていた胡弓の音色に感動し、初めて胡弓を手にする。後に胡弓演奏の第一人者、陳景勝氏に師事。11歳でソリストとしてデビュー。その後、劉明源氏、王国潼氏、陳耀星氏など中国を代表する一流の演奏家に師事し、演奏技術に磨きをかけ、各地の演奏会で絶賛される。中国国立潘陽音楽大学で、ソリストとしての更なる技術向上に励むと共に、作曲法を学び、首席で卒業。大学と潘陽の政府から栄誉賞を授与される。独自に中国伝統楽器胡弓の可能性を追究。胡弓として初めて和音を奏でることを可能とした「三弦板胡」の創作で胡弓の発展に歴史的貢献をしている。 また、1981年に中国国家大賞を受賞したのを初め、遼寧省音楽年賞、音楽家協会金賞、潘陽テレビ金賞など数々の賞を受賞。中国音楽家協会会員。 1988年5月来日、日本人女性と出会い結婚、永住を決意する。しかし3年後妻がクモ膜下出血で倒れ、以後介護、リハビリの必要な身となる。その後、妻を励ます意味も込めて、日本での演奏活動を本格的に開始。自主、依頼を問わずコンサートを始める。楊自ら曲を手がけ、オリジナルアルバムは、現在まで15枚をリリース。ジャンルを越え、国境を越え様々な文化を取り入れた楽曲を創作する。また、独自に開発した「立式演奏スタイル」は、1994年、日本で胡弓の新たな世界を開拓した。 1998年10月、皇居に参上し、皇后陛下御誕生日祝賀の席で祝賀演奏を披露。つづく11月には、江沢民中国国家主席が来日した際、日本政府の指名により歓迎晩餐会にて、数曲を演奏するなど、様々な場で文化面での国際交流を実現している。 日本二胡学院院長、日本JASRAC会員 |
受賞歴 | |
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